蛇口から変なの出てきた。~バリ島周遊 ウブドともう一つのバリ・アガの村~

*2015年8月30日 だいぶ追記してます

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前回「ガイコツがいる村で教えられたこと 〜バリ島 風葬の村〜

 

2014年10月20日〜 芸術と芸能の町、ウブド。クタが海ならウブドは山と田園。

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3、4日の滞在予定だったが初めてこの街を見たとき、こりゃ4日間じゃ足りないわ、と一瞬で感じた。

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クタとは人口密度も減り、空気も涼しく落ち着いた雰囲気へと変貌する。

これは森林浴をガッツリ堪能できるレストランのようだ。

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中心部にある寺院では、神様へのお供え物を運び、お祈りをしている姿をたくさん見られる。

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芸術の町だけに様々なアトリエが点在する。

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スタバもシャレてる。

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全部オシャレに見えてくる。

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オモチャみたいな植物も。

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こちらはパサールウブド。アジアと言えば市場。

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市場の真ん中にもお供え物が散乱していて、これを鳥や犬が食ってたりする。

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クタでは道を歩いていると「バイク?バイク!?」と頻繁に声をかけられるが

コチラでは「タクシー?タクシー!?」が主流らしい。

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食事はJI.Gootamaストリートに安い食堂が集まっているのでほぼ毎日そこで済ましていた。

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インドネシア風焼きそばのミーゴレン、温野菜を甘辛いピーナッツソースに付けて食べるガドガド、 色んな具材を載せてまぜて食べるナシチャンプル、そしてビーフンゴレン。どれも美味(´∀`)

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少し町の中心から外れると、ローカル感たっぷりの光景に出会える。

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繁華街から30分ほど歩くだけで、そこはもう別世界。

稲穂とヤシの木が風に揺らされ伴奏の役割を果たし、そこに小鳥と虫たちが愉快に歌い上げる。

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少し肌寒いくらいの綺麗な空気にまだ優しい朝の日差しをたっぷり浴びて目をつむり、ゆっくりと深呼吸をする。

身体が活性化していくのが感じられる。早朝の散歩は至福の一言。

 

そんなこんなでウブドに魅了され気付けば9日間の滞在になっていた。

泊まった宿は2カ所で、初めは一泊150,000ルピア(約1,400円)のMekar Suci Innというとこに二泊した。

とても清潔でホットシャワーにバスタブ付きでベッドメイキングもある。
もちろんwifiもありウォーターサーバーもバリコーヒー、紅茶も飲み放題。

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ひと手間かけられた朝食もとても満足できた。
夕方になると部屋の前にこっそりと蚊取り線香を置いてくれるし、とても気が利く。

オイラからしたら、もはや高級ホテルと同じクオリティであった。

 

もう一つはカベラバンガローズ2という一泊130,000ルピア(約12,00円)の宿。

オーナーのおばちゃんは気さくで親しみやすいし朝食もまぁ普通。
部屋はとても清潔とまではいかないものの、角部屋で明るく静かで居心地が良く1週間暮らしていた。

ウブドの宿は東南アジアと考えると高めだ。底値はドミトリーの10,000ルピア(約900円)てとこか。

しかしまぁ前回の宿と比べるとたった200円安いだけでだいぶサービスが落ちるんだなぁ。

ベッドメイキングや掃除なんて言わないとやってくれない、ウォーターサーバーもコーヒーも無い。

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フルーツ綺麗に盛りつけてくれない。蚊取り線香も無いし、水シャワーだし、たまに水出なくなるし、

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蛇口からワカメみたいなのペタンコッ♪て出てきたし。

この時思ったことはねぇ、まぁ、 ちょうどね、最近野菜不足を指摘していたところだったからね、
ラッキーかな、なんてね。バカお前。バカ。

そりゃ〜〜気持ち悪くなるわ〜。うんうんうん。

2日前の夜中だったな、お腹がパンパンに張るような感じで吐き気を覚えたんだ。

幸いにも晩飯に美味しく頂いたミーゴレンをもう一度拝むことなく、吐き気のみでバトル終了。
翌朝には回復、腹痛と下痢も無かった。まったく熟睡できなかったけど。

 

そう、僕はこのワカメちゃんが現れた蛇口から出た水を飲んだのだ。

ウッカリではなく、意図的に何度か。

 

実験を行っていました。

 

世界を旅する誰もが知っています、世界で水道水が飲める国はわずかなんだと。
東南アジアなんてのはもってのほかですよ、と。

ふむ。そうなのか?それは本当なのか?
誰か試したことがあるのか?飲んでみたことがあるのか?

案外、イケるんじゃないか?皆ビビってばっかで飲む勇気が無ぇん、だゲロッピーーーッ

ガチじゃねぇか(゚Ω゚;)

飲んじゃいけねぇさ悟空さ!

でもオラ身をもって東南アジアの水の怖さを知ったお。←なんかクソ間抜けそうな悟空

 

てことで本当にやめた方がいいらしい。
しかしねカカロット、良いんですよこれで。これからも隙あらばチョビチョビッと飲んでいくだろう。

基本は持参している電熱クッカーで煮沸させて使用するがね。
もちろん、歯磨きだってどんな国であろうが全て水道水だ。汚い屋台にだって気にせず行くだろう。

 

短期旅行者は注意、用心すべきだ。少ない日数で存分に楽しむべきだ。

 

しかしこれから何年続くかも分からないさすらいの旅人である僕は、「慣れる」ことを選ぶ。
強くなることを選ぶ。

日本の水道水はそれはもう世界トップクラスの綺麗さらしいのだ。
赤子の頃からその水を口にしてきたゆえに、汚染されたものに対しての抵抗力を持ち合わせていない。

 

じゃあ抵抗力を付ければいいじゃない?

てのがオイラの考え。

まだまだ続くであろうこの先の旅、毎度毎度、水なんかにビクビクしたくないじゃん。

 

人間てのは進化できる生き物でしょ?

 

 

 

まぁこんな蛇口からワカメが出てくる宿ですけどね、オススメです!←奇跡がかった締め方

 

ウブドの滞在が長くなったのはもちろん町自体が好きなのもあるし、
周辺には見所が多くここを起点として色々な場所へアクセスしやすいのだ。

前回記事のテガラランやキンタマーニ高原、そして風葬の村。 他にもあちこちバイクでバリ島の風を切っていた。

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*クリックすると大きくなります

町のすぐ南にある猿の楽園、モンキーフォレストは全く期待していなかったものの案外奥が深く楽しめた。

そして風葬の村トルニャンに続き、もう一つのバリ・アガの村、トゥガナン村にも足を運んだ。

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ウブドから北東へ1時間半ほど、一応は観光地となっているようだがそこまで大々的にアピールはしておらず、
行き先の看板など無く少し迷いながら到着。

寄付という形で100円程度の入場料を支払った。

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今でも伝統が厳しく守られているというこの村。

なんとも、この村の人々は村外の者との結婚は許されないのだそう。

村はこのように石垣で囲まれており、部外者を拒絶しているかのような印象を受ける。

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だだっ広い空間に観光客の姿は無いが、それでもちょいちょいお土産を売っている。

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何の目的か、ペイントされたニワトリ。

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威勢の良い女性たちの声。 何をしているのかよく分からないが、おそらくここは市場のような場所。
もはや村人の談笑の場と化している。

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メインロードから少し外れてみると、砂埃にまみれながら黙々と働く村人の姿があった。
岩のようなものを載せた桶はかなりの重さなはず。ここに限らず頭に物を載せる風習のあるこの国の人たちの首は、相当強いのだと推測する。バランス感覚も研ぎすまされているのだろう。

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水牛は縄には括られてはいるが、放し飼い同然のようだ。

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それにしても静かすぎる。

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この静けさなら犬もさぞ気持ち良く寝られるだろうね。

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真っ赤なワンピースを着た若い女性が香水のかおりをガンガン振り撒きながら通り過ぎた。
明らかに異質な光景であった。

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無邪気な村の子供たちは、村外に自由な世界があると知ったとき、何を思うのだろうか。

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やはりどんな小さな村でさえ、立派なお寺が建てられている。
見つけることができなかったが、この村専用?の学校まであるようだ。

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小さな商店がポツポツと存在する。

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そしてよく目に付くこの布のようなものは、グリンシンと呼ばれる織物で、ここトゥガナン村の伝統工芸品であり、 手作業のみで非常に高度な技術を要する世界的にも珍しく貴重な織物なんだとか。

布一枚完成させるのに何ヶ月、何年もかかる場合があるとのこと。魔除けの布としてこの村では使われていたようだ。

各国からバイヤーが買い付けに来る、実はここ、かなり凄い村なのであった。

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これは草のツルを編んで作られるアタと呼ばれるもの。おそらくまだ作製途中。天日干し中?

これもグリンシン同様、この村の伝統工芸で、バリ雑貨といえばこのアタ製品、と言われるほど近年では人気が高いらしい。

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前回の風葬の村トルニャンとはまた違ったジャンルのバリ・アガの村。

村外の人間と結婚してはいけないだとか閉鎖的でここも何だか、ただ「不気味な村」というイメージだったが、独自の文化を守り続け、アタ製品やグリンシン織りという貴重な布を世に送り出す、オイラの中で「たくましく強い村」へと、この村のことを知っていく上でイメージが変わっていった。

バリ・アガの村というだけのただの興味本位で訪れてみただけだが、収穫は大きい。

まだまだ知名度は低いとは思うが(バイヤーの世界では有名なのかは分からないけど)いつの日か、この村の名が大々的に世界的に知られるようになるのかも、知れない?

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こちらはバリ島の数ある寺院の中でも、もっとも美しいとされるタマン・アユン寺院

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「バリ州の文化的景観:トリ・ヒタ・カラナの哲学を表現したスバック・システム」

の一つとして2012年に世界文化遺産に登録されたばかり。 ガチンコで登録名が意味不明だが、サンスクリット語でトリは「3」、ヒタは「安全、繁栄、喜び」、カラナは「理由」に由来し、神と人、人と人、人と自然という三者の調和を重視するバリ・ヒンドゥーの哲学、とのこと。

 

そうなんだ〜〜くっそ興味ねぇ〜。ねみぃ〜〜〜〜。

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そーですか。これがバリで一番美しいの?
どう見ても気圧変動対応耳栓の生い立ち庭園みたいな風にしか見えない。 猿から人間に進化していく図的なね。

最初の開発段階では2段、そのうち技術も進歩していき数年後には10段ものヒダがあなたの耳を気圧と騒音から 完全シャットアウト!!みたいなね。

そんなくだらない事ばっかり想像して一人でプププっとしてる自分が実は好き。

いやしかし寺に興味が無いだなんて、この先のアジア旅はどうするってんだよカカロット。

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タマン・アユン寺院からほど近いジャティルイ村にあるこの見渡す限りの広大な棚田も世界遺産に含まれている。

ジャティルイとはバリ語で、「ホンマに素晴らしい!」という意味だそうな。
ちなみに前回紹介した、風葬の村のほとりにあるバトゥール湖もこの世界遺産に含まれている。

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三つの雄大な山を贅沢にバックに従えた開放感バツグンの壮大な眺め。

ホンマ、素晴らしいわ。

でもオイラ的には前回載せたテガラランの棚田の方が好みかな。あのコンパクトにキッチリまとまってる感じがね。

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田んぼの中にも、しっかりと神様が祀られている。

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うだるような蒸し暑さの空気に、ひとたびバイクを下りれば汗が吹き出す。

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でもまたひとたびバイクに跨がれば、バリの風が癒してくれる。

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ガイドブックなどに載っていない棚田もたくさんありそうだ。穴場を探すのも面白い。

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バリのラストを飾ったのはここタナロット寺院

干潮時のみ寺院まで歩いて渡ることができるという面白い場所。
ここもクタから訪れたウルワツ寺院と同じく、西に面しており、夕日のスポットとして夕刻時にたくさんの人が訪れる。

それはまさに、ラストにふさわしい、心が洗われるようなシーンであった。

 

こんな感じでアチコチとバリの大地を疾走したが、これでもいわゆる観光スポットへはほとんど足を踏み入れていない。
それほど見所が多く、奥が深い島なのだ。(・・・まぁ結局はほとんど「寺」なんだが。やっぱ興味ねぇ〜)

 

 

初めての発展途上国ということもあり、たくさんの刺激、カルチャーショックを受けた。
元からの国民性か、はたまた南国特有か、人も気さくで親しみやすく有意義に約2週間過ごすことができた。

出会ってくれたみんな、改めて、トゥリマカシ<ありがとう>。

 

 

行きつけの安食堂でミーゴレンをすすり満腹中枢が刺激され眠気をも催すが、宿の水シャワーの冷たさに脳が覚醒する。

でも、バルコニーで家々の隙間をぬって訪れた柔らかい夜風に当たりながら 近所の人たちの話し声や物音を聞きながら目を閉じ頭を空っぽにすれば、すぐにまた眠気がやってくる。

またこれから踏み入れる未知の世界へ向け、心身共に備えるのだ。

 

明日バリ島を出る。次はどんな景色が待っているのだろうか。スムーズに行けるだろうか。

予定はまったく未定だけどとりあえず、インドネシアの首都ジャカルタを目指すのだ。

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